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[日]中国集団指導体制の「核心」と「七つのメカニズム」 作者:胡鞍鋼、楊竺松 浏览次数:13943

中国では2012年の第18回党大会で、習近平を総書記とする新指導部が発足。その後、習近平は2016年10月の六中全会で「党中央の核心」と位置づけられた。本書は、その含意を読み解くとともに、習体制下で強化された集団指導体制の七大メカニズムを分析する。

2017年秋の第19回党大会で決定される中国新体制の重要ポイントを理解するための必読書!


【目 次】序 論 中国政治制度の成功の鍵第一章 核心の本質を正確に理解する第二章 核心的地位の深い理解第三章 集団指導五大メカニズムの発展第四章 集団外交制の強化第五章 集団自律制の強化第六章 集団指導体制の堅持と発展

【著者紹介】胡鞍鋼(こあんこう) 1953年生まれ。清華大学公共管理学院教授、同大学国情研究院院長を務め、中国共産党第18回党大会代表。国家「第11次5カ年計画」「第12次5カ年計画」「第13次5カ年計画」専門家委員会委員、中国経済50人フォーラムメンバー。自身が主導し創設した清華大学国情研究院は、国内一流の国家政策決定シンクタンクであり、中国共産党中央宣伝部が建設する国家ハイエンドシンクタンクの第1期モデルケース25機関に選ばれている。国情研究に従事して30年来、出版した国情研究に関する専門書・共同著書・編著・外国語著書は100以上に及ぶ。邦訳に『中国のグリーン・ニューディール』、『SUPERCHINA~超大国中国の未来予測~』、『中国の百年目標を実現する第13次五カ年計画』、『習近平政権の新理念―人民を中心とする発展ビジョン』(以上、日本僑報社)などがある。中国国家自然科学基金委員会傑出青年基金の援助を獲得する。中国科学院科学技術進歩賞一等賞(2回受賞)、第九回孫冶方経済科学論文賞、復旦管理学傑出貢献賞などを受賞。
楊竺松(ようちくしょう)清華大学工学学士、同大学管理学(マネジメント)博士。現在、清華大学国情研究院研究助手を務め、公共管理学院博士号を取得し、主に中国共産党幹部制度、指導体制を研究する。政策決定の内部参照である『国情報告』を20編近く執筆し、論文10編以上、中国語著作2冊を発表している。
【訳者紹介】安武真弓(やすたけまゆみ)長崎県出身。広島大学総合科学部総合科学科で中国語を専攻する。仕事の傍ら、民間の語学学校などで中国語の勉強を続ける。現在は、日中翻訳学院『武吉塾』で学んでいる。